むつ市立脇野沢小学校

脇野沢小学校は、校舎の老朽化と児童の減少に伴い、脇野沢中学校に増築する形で建設されました。むつ市の小中一貫教育の推進に伴い、川内小中学校に続き、市内2校目の小中一貫校として建設され、平成28年4月供用を開始しました。

校舎棟は鉄骨造平屋建て717平方メートルとなっており、外部には別棟で倉庫を設けています。中学校を使用しながらの工事となったため、授業の妨げにならないよう、騒音や振動などの軽減に配慮しながら進めました。内部は仕上げに木材を多く使用した温もりのある造りとなっており、多目的ホールには、クライミングウォールが設置され、子どもたちの体力向上も期待されています。また、校舎の壁面に太陽光パネルなどの太陽光発電設備を備え、電気代の低減や環境保護に配慮した建物となっています。

担当業務:実施設計/監理